日々の生活の中で、その住まいで暮らしている人が無理なく、自分らしく、ありのままで居られる住環境が一番幸せで、一番楽だと思うんです。
自分が自分で居られないような場所は、人間関係同様、自分が疲弊してしまいます。
幼少期の実家が大嫌いでした
幼少期の私は実家がすごく嫌いでした。
実家は住居 兼 作業所でして、父が経営していました。
母は父の仕事のお手伝い。
パートのおばさんと3人で忙しく働いていました。
その様子がリビングから丸見えの住環境でした。
当時子供だった私は、全然安らげなかったんですね。
仕事場のピリピリした緊張感が、住まいに充満していたんです。
夕食時は両親が、パートや仕事への不平不満を愚痴っている。
夕食終わったらまた仕事…
両親とも笑顔が無かった…
すごくストレスで、大変息苦しい空間でした・・
幼少時は、「こんな楽しくない家に居るのが苦痛で仕方がなかった」って、本気でそう思っていたんですね。
※もちろん、両親のそのようなご苦労があったからこそ、僕等兄弟が無事に育っていったことについては、大変感謝しています。
ありのままで居られる住環境
私は幼少期から「良い子でいなければいけない」と思い込んでいました。
なぜなら、そうしないと親が悲しんだり、怒ったりするからです。
正確には、そう思い込んでいました。
自分を殺し、仮面をかぶり、全然、ありのままでいられない住空間でした。
なので、
無理なく、自分らしく、ありのままで居られる住環境が一番幸せだと思うんです。
そう考えると、住まいってすごく大切ですね。
家族全員が「心地良い」って思えれば、みんなが自分らしく、無理なく、ありのままで居られる。
住環境で幸せなサイクルとは?
「家族が嫌だ」だと、「住まいが嫌だ」 という負のサイクルとなってしまう。
なぜなら、そこに居たくはないから。
ってことは
「住まいが好き」
になれば、
「家族が好き」
という、幸せなサイクルになる。
つまり、住まいを愛することが出来れば、そこで取り巻く人間関係も良好なものになるんですね。
住まいを愛するにはどんな工夫をしますか?