「住まい」と「人間関係」
お付き合いしたてのカップルは、お互いにそばにいるだけで居心地が良いので、少しの事でも気にせず一緒に居られます。
しかし、だんだん時が経つにつれ、お互いの「アラ」が見えたり気づいたりしてきます。
そして、さらに時間が経つと、相手の欠点ばかりが目につき、お互いが嫌になってくる時期が訪れます。
そんな経験された方も多いのではないでしょうか?(笑)
相手に期待をしてしまい、自分の思い通りにならないと、ついつい相手のせいばかりしてしまいがちです。
そこに気づき、相手の良いところを見れるようになると、さらに長くお付き合いができますが、
それが出来ずに、一緒にいることが「苦痛」と捉えてしまうようであれば「破局」に向かう事になります。
これって、「住環境」にも同じことが言えるんですよねー
「ウキウキ感」から「当たり前」の心理状態に
モデルルームや住宅展示場などで物件を選ぶ際に、
「ここ、すごく素敵!」と惚れ込んで手に入れた住環境。
最初は、以前までの環境の変化も手伝い、すごく毎日がウキウキしていました。
しかし、「ウキウキ」が落ち着いてくると、住環境への「アラ」が見えてきます。
「この部屋、狭いなぁ…」
「壁紙の色が気に入らないなぁ…」
「深夜、近所がうるさいなぁ…」
「庭の草むしりがめんどうだなぁ…」
その欠点への気になり方が一向に収まらないとなると、最終的には、そのお家を手放す事になってしまいます。
まぁ、恋愛と一緒なので、それも「アリ」なんですけどね(^_^;)
ここで言いたいことは、
嫌気がさしている住環境の「良いところ」を見て行こうよ
ってことなんですね。
住まいも人間関係も「ウキウキ感」を大切に!
最初、なぜあなたはその家に住みたいと思ったのでしょう?
もちろん、
「駅から近いから」
とか
「安いから」
って理由もあります。
が、もっと住環境において具体的な理由で選んだはずです。
「リビングが広いから」
「和室があるから」
「庭付きだったから」
「お風呂がキレイだから」
その「良いところ」をさらに深堀して、入居当時の「ウキウキ感」になるような工夫をする、って方法があります。
例えば、
リビングに合うようなテーブルを思い切って買い換えて、家族でディナーを楽しんでみたり、
和室でお香を焚いて、お茶を煎れることをやってみたり、
お庭で小さな規模のガーデニングを始めてみたり
お風呂で「バスソルト」を試してみたり
物件を気に入った「初心」に「ウキウキ感」が存在しています。
そこを思い出して、アレンジするだけで、日々の生活にもメリハリが出てきますね。
今のままで十分足りてますからねー
そこに気づかず、相手を責めて自分も苦しんでいるだけなんですね。
恋愛も住環境も、一緒にいて「当たり前」と思ってしまうところにうまく行かない理由があります。
「ウキウキ感」を大切に、快適な住環境でハッピーライフを♪