土地で他者とトラブルになる人の2つの特徴

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「土地」というスペースに、なぜこんなにも人は揉めてしまうのか?

土地に関する係争を数多く見てきました

仕事柄、土地に関する係争を数多く見てきました。
お隣さん同士、土地の境界線で揉めてしまったり、
亡くなった方の土地を自分のモノにしたいために、身内(相続人)どうしで揉めてしまったり…

「土地」というスペースに、なぜこんなにも人は揉めてしまうのか?

という事を考えてみたいと思います。

土地で他者とトラブルになる人の共通点

土地で他者とトラブルになる人の共通点は2つあります。

ひとつは
「自分は損をしたくない!」
という執着心が強い人です。

「土地」=「お金」
「土地」=「儲かる」

という「損得勘定」を頑なに握りしめています。

「自分だけは損をしたくない!」
に囚われている。

なので、他者にこぶしを振り上げてしまう…

もちろん、トラブルは仕方がないし、「妥協しなさい」と言っているワケではありません。
トラブルになるには理由があるし、
心理学的に「交流分析」の「キックミー」みたいな、
他罰的な態度や拒絶を誘うような態度を、当事者も気づかずに無意識にやっている方もすごく多い。
(元をたどると、幼少期の経験にそうなる理由があったりします)

で、土地で他者とトラブルになってしまう人の共通点の2つめは
実はその土地に全く興味が無い!
ってことであります。

その係争地に無関心な人ほど、その土地でトラブルを起こしています。

つまり、
土地を好きではない。

土地に愛着がない。

だから、土地から愛されないのです。

土地のトラブルを起こしているようで、
実は、単に他者との「損得勘定」や「譲れないマイルール」でトラブルを起こしているに過ぎないのですね。

土地はあなたのファンです

以前、人と住まいの関係は恋愛に似ている と書きましたが、
その土地、住まいが本当に好きな人は、そのウキウキ感が伝わってきます。

例えば、ディズニーランドって、そこに居るみんながウキウキしていますよね。
それって、舞浜の駅を降りた瞬間に感じます。

みんながその土地を好きだしその土地を愛している。

だから、土地もそれに応えてくれる。
ハッピーの輪が広がるんですね。

土地は住んでくれるあなたのことが好きです。
土地はあなたを応援してくれます。
なので、土地に「敬い」の気持ちを意識してくれたらうれしいです。

土地が好きで住まいが好きで、そこでの生活をウキウキしている方たちは、土地のトラブルとは皆無です。
なぜなら、幸せで豊かだからです。

土地境界確認も率先して協力して頂けるし、ご近所やご家族との関係も良好なんですね。

土地や住まいを好きになればすべてがうまくいく。
僕はそう思っています。。

住まいを好きになるにはどうしたらよいですか?

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